製造メーカー:
日本ポリマー産業株式会社
炭素繊維トウ製造工程で発生した工程品を回収し、効率よく再利用することにより、性能を維持したままコストダウンを実現しました。
強化繊維添加ナイロン66の物性比較【炭素繊維(チョップドファイバー):ガラス繊維】
※横スクロールでご覧ください。
単位 | テスト方法 | PA66/CF15 | PA66/GF15 | PA66/CF30 | PA66/GF30 | |
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強化繊維種類 | CF | GF | CF | GF | ||
強化繊維添加量 | % | 15 | 15 | 30 | 30 | |
比重 | g/cm³ | ISO1183 | 1.21 | 1.26 | 1.28 | 1.37 |
引張強度 | MPa | ISO527-1,2 | 186 | 110 | 253 | 190 |
曲げ強度 | MPa | ISO178 | 277 | 180 | 362 | 290 |
曲げ弾性率 | Gpa | ISO178 | 9.8 | 5.8 | 19.6 | 9.5 |
シャルピー(ノッチ付き) | kJ/m² | ISO179 | 7.9 | 6.0 | 10 | 13 |
PA66/CF15の強度はPA66/GF30とほぼ同等ですが、比重は軽くなっています。炭素繊維(チョップドファイバー)を添加するとより軽量で強靭な樹脂となります。
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樹脂/CF | 実績製品 |
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PP/CF | 半導体キャリアー |
POM/CF | 摺動部材 |
PC/CF | 半導体キャリアー、ATM、キャッシュディスペンサー部品、PC筐体 |
PCABS/CF | アミューズメント |
PVDF/CF | 半導体キャリアー(洗浄) |
各種PA/CF | 自転車パーツ、釣具、車載部品、ドローン筐体 |
PPS/CF | 車載部品、OA部品 |
PEEK/CF | 医療機器、スポーツグッズ |
CFフェルトCFRTP製造工程と特徴
長所:炭素繊維とコンパウンドできなかった樹脂とでも混ぜることができます。炭素繊維量を自在にコントロールできます。
長所:どんな熱可塑性樹脂とも複合化が可能です。短繊維を使用しているため、リブ立てが容易です。コンパウンド加工より高強度となります。
CF(50wt%)/PA6(50wt%)でのフェルト加工とコンパウンド加工の物性比較
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Vf(%) | 厚み(mm) | 密度 (g/cm3) |
引張強度 (Mpa) |
曲げ強度 (Mpa) |
曲げ弾性率 (Gpa) |
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フェルト | 39 | 1.99 | 1.39 | 350 | 507 | 34.4 |
コンパウンド | 39 | 2.00 | 1.39 | 195 | 360 | 31.0 |